• 保育者の援助

    • 鼻水に気づかないで遊んでいる子には、「鼻が出てるからふこうね」と声をかけてからふくようにし、急にふくことのないようにする。
    • ルールのある遊びでは、きまりを守ることにとらわれすぎず、友達とのやりとりが楽しめるように保育者も一緒に遊ぶ。
    • 自分でやってみようという気持ちを大切にしながら自分で出来た満足感を得られるようにしていく。
    • 健康観察をしっかり行い、保護者と連絡を取りながら、一人一人の健康状態を把握する。体調に変化が見られたときには、看護師と連携してすばやく対応する。
    • 配ぜんや後片付けなどの世話をしてもらうことで、5歳児に親しみがもてるようにする。5歳児の姿を見て「お兄ちゃんお皿を持って上手に食べているね」などと声をかけ、自分も5歳児のようにやってみようという気持ちがもてるようにする。
    • 一人一人が興味を示していることを把握し、自分でやったことに満足できるような言葉がけや援助をする。
    • 子どもが援助を求めてきたときは一緒に行い、できた喜びが感じられるようにする。
    • 製作の際は、のりの使い方を丁寧に知らせながら少人数で行う。手の汚れを嫌がる子には、そばに手ふき用のタオルを用意してすぐふけるようにし、少しずつのりの感触に慣れるようにする。
    • 「今日は暖かいね」「霜柱があるね」など、冬の自然に興味をもてるような言葉がけをすると共に、子どもの感性を大切に受け止めて共感する。
    • 食べものが飲み込めないようだったら、よくかむように声をかける。
    • おしぼりで口のまわりをふくよう声をかけ「きれいになったね」とほめ、きれいになった気持ちよさが感じられるようにする。
    • 自分で着脱をしようとする気持ちを大切にし、見守ったりそっと手伝ったりしながら、できた喜びや満足感を持てるようにする。
    • 排尿できたら「出たね」とほめて一緒に喜ぶ。
    • 気の合う友だちと同じことをして楽しむ姿が増えてきたが、興奮して走り回ったり玩具の取り合いなどトラブルも増えるため、仲立ちとなって関わり方を知らせる。
    • 伝えようとする内容をくみとり、言葉を添えて代弁したり、要求を受け止めるようにして、言葉で思いが伝わった喜びが持てるようにする。
    • おむつが濡れていない時や便意を感じている時にトイレに誘ってみる。
    • 子どもの話を聞くときは、時々反復して、伝わっていることを知らせ、共感する気持ちが伝わるようにする。
    • 同じ絵本でも一人ひとり楽しみが方が違うので、1対1でゆったり関われるようにする。
    • 一人ひとりの体調に留意し無理のない活動内容を計画しながら、健康に過ごせるようにする。動くことで体が温まっていくことを一緒に遊びながら知らせる。
    • 一人ひとりの体調や気温の変化に合わせて衣服を調整したり、鼻水が出たらこまめに拭くなどして、快適な生活を送れるように配慮する。
    • 見通しを持って安心して生活できるよう、活動の区切りや次の行動に移る際には事前に言葉で丁寧に予告をしていく。
    • 保育者が一緒に食べることで、正しい姿勢や挨拶のモデルとなり、食事の時間を楽しく過ごせるように配慮する。
    • やろうとする気持ちを損なわないように、手助けやタイミングの方法に気を配る。
    • 探索に夢中になっているときには、応援を呼ぶなどして柔軟に対応し、数名残ってじっくり遊びこめる時間を確保し、満足感を得られるように配慮する。
    • 友達との言葉のやりとりや関わり合う楽しさを感じられるように、言葉を捕捉しながら仲立ちや援助をしていく。
    • 落ち着いた口調で語りかけるように丁寧に関わる。
  • 食育

    • 食器に手を添えて食べることを知らせる。
    • 節分を通して豆に興味をもち、食べてみようという気持ちがもてるようにする。
    • 苦手なものが食べられたときは「○○ちゃん食べられたね」とほめたり、拍手したりして、同じテーブルの友だちと喜び合い、楽しく食べられるようにする。
  • 予想される子どもの姿

    • 鼻水が出ている子が多いが、体調を崩す子は少なく、健康に過ごす。
    • 友だちと一緒にしっぽ取りをするが、しっぽを取られると泣いてしまう。
    • 衣類の着脱がうまくできずに服を投げ出したり、かんしゃくを起こすことがある。
    • 思いどおりにならないと、物を投げたり手が出たり、かみついたりすることがある。
    • 簡単な衣服を自分で脱いだり、保育者に手伝ってもらったりしながら着ようとする。
    • オムツが濡れていないときや、そのときの気分により、トイレへ行って排尿する。
    • 使った玩具や、食事に使用したエプロン・タオルを片付ける。
    • 鼻水に気づかず遊び続ける。
    • 寒さから、外遊びを嫌がったり、保育者のそばにいる子がいる。
    • のりの感触を嫌がる子もいれば、適量が分からず手のひら全体をのりだらけにしてしまう子もいる。
    • 話せる言葉で自分の気持ちや要求を伝える。
    • 人形の世話をするなど保育者や友達をまねて遊ぶ。
    • 凧あげや福笑いなどの冬ならではの遊びを楽しむ。
    • 苦手なものでも保育者にすすめられて食べようとする。
    • 飲み込めずに口の中にためることがある。
    • 手洗いのとき、自分でそでをまくろうとしたり、蛇口の開閉を自分でやろうとする。
    • 水が冷たくて雑に洗ったり、タオルで手をよくふかないこともある。
    • 保育者に誘われておまるや便座に座る。タイミングが合うと排泄できる。
    • 保育者や友だち、年上の子と手をつないで散歩することを楽しむ。冬の自然物を見たり触れたりして、新しいことの発見を喜ぶ。
    • 体操や触れ合い遊びを喜んで行う。
    • ままごとやブロックで遊び、物をつなげたり見立てたりして楽しむ。
  • 現時点での子どもの姿

    • 好きな場所で、好きな遊びをじっくり遊びこむ姿や、気の合う友だちと遊ぶ姿が見られる。
    • 散歩先でかくれんぼをすると、「もういいかい」「まーだだよ」ときまりやルールのあることを子どもなりに理解しながら遊んでいた。
    • 散歩に行く前の身支度やトイレでの着脱、食後の口拭き、手洗いなどを自分でしようとする子どもが増えてきている。
    • 休み明けの登園時に涙を見せる子がいたが、おやつを食べたり遊んだりしたことをきっかけに気分転換し、落ち着いて過ごすようになる。予想していたよりスムーズに受け入れができている。
    • 話せる言葉が増え、月齢の低い子が友達の名前を呼んだり、泣いている子の頭をなでたりするなど、友達を意識する姿を見せ始めている。
    • 保育士の援助、声掛けのもと身の回りのことを人で出来ることに喜びを感じ積極的に行ったり、やりたいことを伝えている。
    • 意欲的に取り組む姿が増え、「自分で!」と言って頑張る姿がある。
    • 友だちと同じことをして楽しむ場面が多く、同じものを欲しがり、ものの取り合いになることもある。
    • 凧あげではたこ糸や持ち手を保育者と一緒に調整する作業を行ったことで、全体に興味関心が高まった。風を受けて飛んでいる様子を喜び、戸外体を存分に動かして遊びながら、日本の伝承遊びを楽しんでいた。
    • 室内ではエプロンや帽子を着けてお店屋さんになりきって遊び、「かして」「○○のだよ」と言葉で自分の気持ちを伝えようとする姿も見られた。
  • ねらい

    • 保育者や友だちと一緒に簡単なルールのある遊びを楽しむ。
    • 「自分で」と言う気持ちをもち、身の回りの事を自分で行おうとする。
    • 異年齢との関わりを通して、年上のクラスへの興味を持つ。
    • 保健的で安全な環境の中で、寒い時期を健康で快適に過ごす。
    • 友達と関わり合いながら一緒に遊ぶことを楽しむ。
    • 一人ひとりの体調に留意し、寒い時期を健康に過ごせるようにする。
    • 保育者や他児とごっこ遊びや見立て遊びを展開し、楽しむ。
    • 身の回りのことを一人で出来ることに喜びを感じ積極的に行う。
    • 玩具を通して指先の動きを繰り返し行う。
    • 保育者や友だちと一緒に、簡単な言葉のやりとりをしながら好きな遊びを楽しむ。
    • 戸外の様々な環境や自然物に触れ、発見を喜ぶ。
    • 季節の行事や遊びの中で手先、指先を使った制作や感触遊びを楽しむ。
  • 内容

    • 体調に配慮されながら、健康に過ごす。
    • 保育者や友達と一緒に、簡単なルールのある遊び(しっぽとり、ひっこしおになど)を楽しむ。【健康】【人間関係】
    • 手洗い、着脱、排泄、片付けなど、興味を示している身の回りのことを、自分から進んでやってみようとする。【健康】
    • 様々な素材や道具を使って、友だちと一緒にままごとを楽しむ。【人間関係】【言葉】【表現】
    • 異年齢クラスと園庭で遊び、玩具や自然に興味を持つ。【人間関係】【環境】
    • 年長児と一緒に食事することを楽しむ。
    • 食事の準備・片付けを自分で行うことが増える。【健康】
    • 玩具で遊びこみ、最後まで自分で遊び方を工夫する。【表現】
    • 他児との関わりを求め、同じものを持ったり、一緒に行動したり、誘い合って遊ぶ。【人間関係】【環境】
    • 鼻水が出たことに気づいて、自分でティッシュを使ってふいてみる。
    • 手先を使った遊びを楽しむ。
    • マラカスや鈴の音の違いを感じる。
    • 保育者の声かけで片手を皿に添えて食べようとする。
    • 自分で蛇口を開閉し、石けんをつけてこすりながら手を洗う。
    • 手伝われながら、衣類や靴、靴下など自分で脱いだりはいたりしようとする。
    • 自分からトイレに座り、タイミングが合うと排泄に成功する。
    • 保育者に見守られて一定時間眠る。
    • 少人数で保育者や友だちと手をつないで歩き、季節を感じたり言葉のやり取りを楽しむ。
    • 追いかけっこやかけっこを楽しむ。
    • 三輪車をけって走らせたり、ペダルに足をのせてこいだりする。
    • 豆まきに参加して楽しむ。
    • 自分の気持ちや欲求を言葉にして伝える。
    • 人形の世話や買いものごっこなどで、身近な生活の場面を友だちと見立てて遊ぶ。
    • スプーンやフォークを使い、自分で食べようとする。【健康】
    • 試行錯誤しながら、自分で衣服の着脱をしようとする。【健康】
    • 尿意や便意を感じて知らせ、トイレに行って座ってみる。【健康】
    • 氷や霜柱など冬の自然にふれて遊ぶ。【環境】
    • 跳ぶ、くぐる、またぐなど全身を動かして遊ぶことを楽しむ。【健康】
    • 気に入った絵本を保育者や友だちと一緒に見る。【言葉】
    • 食事では保育者や友達と一緒に食べることを楽しむ中で、正しい姿で食べられるよう伝えていく。
    • ひなまつりの話や歌、制作、手遊びに親しみ、日本古来の伝統文化に触れる。【環境】
    • 友達と一緒に過ごすことを楽しみ、保育者の仲立ちを受けながら相手の気持ちを少しづつ知っていく。
    • 保育者や友達と一緒に季節の歌やわらべうたを楽しみ、言葉やリズムの面白さを感じる。